先代は、当時工事現場で肉体労働をしていましたが、仕事終わりに中目黒の飲食店で一杯飲むことか日課になっていました。
ある日、この飲食店で運命的な出会いをします。隣に座っていた人と仲良くなり一緒に飲み始めたところ・・・「飲食店をやらないか？」と誘われるのです。
この人が、『村さ来』の本部の方だったのです。この運命的な出会いにより、昭和５６年６月『村さ来 品川東口店』を開店、店舗展開がスタートします。
先代は、口数は少なく非常に厳しい厳格な人物でした。

平成１９年３月先代が突然他界してしまい急遽社長を引き継ぐことになりました。元々持病持ちだったとはいえ、品川東口店の店長として取り仕切っていた私が、経営を引き継ぐ準備をする時間などありませんでした。このような状態で、ある日突然社長に就任しましたので、右も左も分からない状態で会社の舵をとりはじめました。当初、いろいろやらなければあるものの、何から手をつけてよいかわからず、途方に暮れていたのが正直な気持ちでした。日が経つにつれて、「このままではダメだ！」「何とか頑張ろう！」と徐々に気持ちを切り替えていきました。

今、この会社にかける想いは、先代が常に口にしていたことを心に刻み、社員一同で徹底することにあります。
それは、以下の通りです。

「お給料はお客様から頂いているものと思うべし」
「サービスはお客様に喜んで頂く事、楽しんで頂く事」
「感動を与えるとは忘れられない思い出を提供すること」
「お客様は絶対に悪くない」

そして、弊社のかかげる理念は変わらずに続けていきます。

一、安くてより良い商品の提供と良い接客態度で安全を与える店つくり
一、清潔感のある店づくりとお客様に感謝し、社員等が相互に感謝し合える店づくり
一、飲食店を通して地域社会に貢献できる店づくり
一、会社の信用とお客様があってこそ私たちの仕事は成り立っている

私たちは、会社という組織で仕事ができることと、会社（店舗）の商品やサービスを買っていただけるお客様がいることへの感謝の気持ちをわすれません。私たちの仕事は、会社の信用とお客様があってこそ成り立っていることに、全社員が感謝の気持ちをわすれてはなりません。

これからも、社員と共にお客様を、笑顔と最高のおもてなしでお迎えしたいという強い気持で頑張っていきます。